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二次元と思ったこと

【A3!】茅ヶ崎至を好きになってしまう3つの理由

※注意※

この記事はアプリゲーム「A3!」のネタバレをふんだんに含みます!

また、記事作成にあたり、ゲーム本編のスクリーンショット、セリフ等を引用した箇所があります。

 

 

 この間リリースされてにわかに流行っているこの劇団員育成ゲーム・・・。

 自分も顔のいいイケメンにほいほいされてちゃっかり事前登録から準備していた上に、リリース後はリセマラまでしてなかなかの本気を出してしまいました。おかげさまで初見で推しにした一成くんのSSRは手に入りましたが・・・。

 

 まさかこんなところに沼キャラがいたとはな!

 

 春組!

 

 茅ヶ崎至!!

 

 普通さあ~・・・春夏秋冬で分かれてるなら、沼って夏か秋あたりにあるんじゃないの?まだ春だよ?ジャブじゃないの??

 そもそも最初ノーマークだったのに、春のストーリー読んだらまんまと落ちました。

 というわけで、以下は至さんに関するダイレクトマーケティングになります。

 

 

茅ヶ崎至を好きになってしまう理由①

【スペックが高い】

 見ればわかると思うんですが、まずもって顔がいいです。正統派王子様な顔面と髪型・・・。そして優しげな微笑み・・・。

 その見た目通り中身もいい人。春組の中で最も年長ですが、年長さんらしくみんなを温かい目で見守っております。

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©Liber Entertainment Inc.

 

 気になる中身のステータスですが、本業は一流商社に勤めるサラリーマン!現在就職2年目とのこと。23歳(おそらく春時点の年齢?)なので、大卒ですね。

 社内でも人気の王子様らしいです。イケメンの上に人当たりがいいからなあ。

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©Liber Entertainment Inc.

 

 公式プロフィールはこんな感じ。

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©Liber Entertainment Inc.

 

 

茅ヶ崎至を好きになってしまう理由②

【思わず共感してしまう趣味】

 と、上記の理由だけだと「まあよくいる王子様キャラかな?」で終わるんですけど、茅ヶ崎至はそこで終わる男ではないです。

 なんと彼、ヒロイン+劇団の仲間をびっくりさせる裏の顔がありまして・・・。

 

 それが、重度のゲーマー(笑)

 

 ゲーマーモードの彼ははっきり言って別人です。二重人格キャラ?と思うほどに性格が豹変します。

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©Liber Entertainment Inc.

 あの人当たりのいい至さんはどこへやら、ゲームのことしか考えていない、はっきり言ってクソ男(笑)

 服装もダサい(笑)干物過ぎ(笑)前髪上げるのは顔がいいからお似合いですけど・・・。

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©Liber Entertainment Inc.

 

 「裏の顔」と書きましたが、裏じゃなくてこっちが表、素なのかもしれません。

 こっちの顔を知った後に外向けの至さんの態度を見ると・・・幸くん(夏組メンバー)の言葉を借りればまさに「インチキエリート」。

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©Liber Entertainment Inc.

 

 オンラインゲーム、スマホゲーム、コンシューマゲームと、ありとあらゆるゲームに手を伸ばしている様子。

 そしてゲームのことがわかる他の団員の証言から見るに、重度の課金廃。

 MANKAIカンパニーに入団したのも、住宅費と食費を浮かせてその分ネトゲにつぎ込むためだったとか。

 ゲームで忙しいだろうに朝練に参加してくれるのはなぜだろうと思えば、「早起きするとソシャゲの体力無駄にしないからいいかなと思って」。

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©Liber Entertainment Inc.

 

 徹底してますね。

 でもゲームにハマったことがある人なら、この気持ち少しはわかるんじゃないかな・・・(笑)

 茅ヶ崎至のゲーマーっぷりを書き出してたら、だんだん「これって私のことか・・・!?」って気持ちになってきたよ・・・。つらい・・・。

 

 そんな至さん、我々の胸に響く数々の名言を残しております。

 

「は?課金厨なめんな」

 

 わ、わかるーーー!!(共感の嵐)(つらい)

 

 ってなるのでぜひプレイして確かめてください(笑) 

 

 

茅ヶ崎至を好きになってしまう理由③

【二次元とリアルの絶妙なバランス】

※第一章の春組ストーリーのクライマックスに関する盛大なネタバレがあるので注意してください。

 

 こういう「みんなで何かを目指す」タイプの物語に必ず1人はいる「やる気のない人」枠。茅ヶ崎至はいわゆるこの枠に当たるんですが、今までのやる気のない人とはひと味違います。

 

 従来のやる気のない人枠では、「練習に出ない」という行動パターンが鉄板でしたが茅ヶ崎至は違います。

 彼は練習にはちゃんと出るんです。練習メニューも一応はこなす。だけど練習を見に来た劇団OBからはバッサリ切られてしまいます。「やる気がないなら帰れ」と。

 

 至さんのサボり方は実にリアルでした。

 たとえば、「体調が悪いから練習を休ませてほしい」、「ちょっとトイレ」。本性を見た後だと「あー、ゲームしてるな・・・」ってバレバレなんですけど、こういう人、現実世界にも実際いますよね(笑) っていうか自分自身にも少々身に覚えがあるような・・・。

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©Liber Entertainment Inc.

 

 でも練習にはちゃんと出るんですね(笑)ゲーマーバレしてからは練習に来なくなるのかな?って思ってたんですが、練習には来たし、朝練にもちゃんと参加してくれました。(ゲームの体力消化のためでしたけど・・・。)

 外面は大事にするあたり、普段サラリーマンやってるだけのことはあるなあ・・・と。

 それに、春組の他のメンバーに迷惑をかけたくないっていう思いもあったんです。演劇に興味はないけれど、所属した以上は組織に迷惑はかけない。きっと根はいい人なんでしょうね~。

 

 そして、彼なりに考えた末に、彼は「やめる」という選択をします。みんなとの温度差を感じて、引き返せないところで迷惑を掛けるよりも、早いうちにやめたほうがお互いのためになると考えたんですね。その考えはもっともで、合理的だと思います。

 三次元だったら(1回くらいは引き留めるかもしれないけど)ここでお別れでおしまいですが、ここはやはり二次元の世界、ヒロインちゃんの熱い説得で「稽古中のロミジュリの公演が終わるまでは続ける」ということで、退団は一度保留になります。

 

 このことは春組のみんなとも共有するんですけど、春組のみんなが「至さんやめないで!」とどうにか引き留めようとする姿が微笑ましくてほっこりします。至さんもそんな彼らの様子を見て笑顔になってたんですよ。これは心揺らいじゃうよね・・・。

 ヒロインちゃんの「演劇には今でも全然興味ないんですか?みんなと舞台に立つことなんて、どうでもいいんですか?」って問い詰めるところ、胸にぐっと響きました。少しの情もなかったら、そもそも最初から練習出ないよ普通・・・。

 

!ここからクライマックスに関わる重要なネタバレなので、反転しておきます。

 

 そんなこんなで公演が始まり、千秋楽。至さんは前日の公演でアクションの着地に失敗し、足を痛めた状態で舞台に上ります。このことに気づいたのはシトロン(春組メンバー)だけ。至さんは「他のみんなには内緒にしてほしい」と頼みます。余計な心配かけたくないから・・・。なんだよめっちゃいい奴じゃん・・・!

 

 なんとか足をかばって演じていた至さんでしたが、至さんが最後に倒れなければならないシーンで、反射的に足をかばったせいで段取りと違う動きになるアクシデントを起こしてしまいます。一瞬止まる芝居。監督のヒロインちゃんが「いったん幕を下ろすか」と思ったとき、助け船が入ります。

 とっさに機転を利かせた咲也(春組メンバー)のアドリブでした。そのおかげで問題のシーンも自然に滞りなく終えることができ、そのまま舞台は続きます。

 

 無事に千秋楽を終えた春組メンバー。舞台袖でみんなで感想を語り合ってるとき、なんと至さん、泣いてしまったんですよね・・・。

 これには本当にびっくりしました。確かにあんなアクシデントがあって、ちょっとは心動いたんじゃないかなとは思ってたんですが、まさか泣くほどとは・・・!ちなみに本人は「笑える」と真逆のことをおっしゃっておりましたが(笑)

 この舞台、かなりのハードスケジュールだったんです。しかも舞台に関しては全員素人。「絶対無理」と思われる環境の中でやり遂げたんだから、誰かは泣くかな?と思っていましたが、まさか最年長が泣くとはね・・・!私は座長の咲也が泣くと思ってたよ・・・。(茅ヶ崎至のダイマだから省いたけど、咲也くんもド素人からかなり成長したんだよ・・・。)

 

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©Liber Entertainment Inc.

 こんな泣き顔見せられたらね、そりゃね、イチコロですよ!見事にドボンと落ちました!もうやだ!茅ヶ崎至好き!

 

 「ゲーム以外で面白いと思えるもの見つけた」と思ってくれた至さんは、公演終了後も劇団に残ることを決断してくれます。は~、めでたしめでたし。

 

 ・・・と、長くなりましたが、この絶妙なリアル感が茅ヶ崎至の魅力の一つだと私は思っています。この、「新・ぶら下がり社員」(※やる気はないが与えられた仕事はこなす社員のこと。)みたいな今時の若者っぽさ・・・。

 でもヒロインちゃんや春組の仲間たちとふれ合っていくことで心が動くんですよね~。このあたりは「二次元だな~^^」と思います。実際こんなにうまくいくかね・・・。なかなか難しいよね。

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©Liber Entertainment Inc.

 というわけで、このリアルと二次元のバランス感のよさが、茅ヶ崎至にまつわるストーリーの魅力です。

 

 

まとめ

 長くなったし重要なネタバレも書いてしまいましたが、どうですか?茅ヶ崎至いいでしょ?こんなん好きになるでしょ?

 至さんだけじゃなくて、他の子たちも個性派ぞろいで面白いストーリーに仕上がっています。ゲーム性はそんなに高くない(タップゲーの部類)けど、話は面白いよ!しかもフルボイスだからね!あとヒロインちゃん好き!団員たちに対していい感じに塩対応です(笑)

 

 今は夏組のストーリーを読んでいますが、こっちもメンバーの掛け合いが愉快で楽しいです。天馬と幸くんのケンカップル具合とかね・・・。初見推しのパリピ一成くん、絶対怒らせると一番やばいタイプな椋くん、謎多きさんかく三角くん・・・。夏は箱で推せる、うん。

 ちなみに秋は全員ヤクザらしいんだがどうなっているんだ(笑) 冬にいたっては遠すぎてだな・・・。今必死にランク上げしています。

 現時点で20人メインキャラがいるからね、茅ヶ崎至に限らずきっと推したくなるキャラがいるはず!「A3!」おもしろいです!気になった方はぜひ一度遊んでみてください(^▽^)

 

www.a3-liber.jp

 

 ところで夏組のストーリーで春組メンバーちょっとは出てくるのに、茅ヶ崎至だけほとんど(いや一切だったかな)出てこないんだけど、彼はゲームで忙しいのかな・・・(笑)(なお、公演予定がなくとも稽古は続けている模様。)